Webデザイン応用

科目目的
インターネットのサービスの中でも、Web(WWW)は、コミュニケーションメディアとして、重要な役割を担っている。
この授業は、Webデザインを基礎とし、Web作成技術を習得し、クライアントやサイトの目標を定め、他を意識した実践的なWebサイトの構築を行う。

到達目標

Webを作成することができるようになる。
Webアクセシビリティを考慮したサイトが作成できるようになる。
Flashやjavascriptなどを用いたインタラクティブなサイトが作成できるようになる。
Windows PCとサーバーマシンの違いを理解し、サーバー上にサイトが構築できるようになる。

授業内容
前半はサイト例にそってWebサイトの制作方法を中心に学び、後半はWebサイトに必須の画像のデザイン、Flashやjavascriptなどのインタラクティブな技術について学ぶ。さらに実際にサーバーに作成したサイトのデータをアップロードして(見えていなかったことを)体感する。
授業用ホームページ: http://ppro.s190.coreserver.jp/mwu/

授業計画

第1回 Webサイトの基礎知識
  インターネットとWebサイト、Webサイト制作のながれ、等

第2回 HTMLの復習
  HTMLの基本とCSSの違い

第3回 CSSの基本
  基本的な書式、等

第4回 文字のデザイン1
  文字の大きさ、フォント、文字色、等

第5回 文字のデザイン2
  行間と行揃え、文章の横幅の指定、表示位置の調整、等

第6回 背景と罫線のデザイン1
  ページの背景色、コンテンツの背景色、コンテンツを罫線で囲む、等

第7回 背景と罫線のデザイン2
  マージン、パディング、ボーダー、幅と高さ、等

第8回 リンクの作成

第9回 画像のデザイン
  PhotoShopによる画像の加工と編集、画像のレイアウと表示、等

第10回 テーブルのデザイン

第11回 Java Scriptの基本

第12回 Flashの基本

第13回 Webの公開
  Webサーバの準備、ftpでファイルをアップロード、ブラウザで確認、等

第14回 総合演習(1回目)

第15回 総合演習(2回目)


授業時間外学習
予習:授業用ホームページに次回授業の内容と例題を掲示するので、関連範囲について例題などを読んでおくこと。
復習:授業中に行った演習問題を復習し、かならず出来るようにしておくこと。

評価方法
授業への積極的参加度(20点)と小課題(20点x 2回)、総合課題(40点)とで評価する。

参考書
富士通エフ・オー・エム よくわかる自分でつくるホームページHTML/CSS編 FOM出版
エビスコム HTML5&CSS3レッスンブック ソシム株式会社
留意事項
「WEBデザイン基礎」を履修していること、また同程度の実力(HTML言語で簡単なホームページを作成できる程度)があること。